葉巻こそ我が人生な🇨🇺キューバ旅 その6 初めてのキューバ葉巻&ラム仕入れ編
前日の激しい闘いを潜り抜けまた新たなる戦いへ
行く前から道筋を作り仲良しの葉巻ショップの愉快なキューバ🇨🇺の仲間達から優遇して仕入れを起こせるようになりましたが、写真は最近 昔は、取れなかったw
初めてのキューバ仕入れは、また違う意味で熾烈を極めた。命題は、150万を
600万 会社に研修渡航費を出して貰ってますから当たり前なんですが、当時のバーテンダー業界にその当たり前は無かったw みな自腹で、渡航して勉強していた。が、あえて言おう、自腹なんてお気楽だ。
自腹だとあれが買えたら良いなーレベルだが、私は買えなければ帰国と同時に罵られ罵倒を受け、役立たずと扱き下ろされ、それでも自らの営業力と販売力で何とか売り上げを、あげなければ僕に戻る席は無い。普通の会社なら普通だが飲食店は緩いとこは緩いのでそんなシリアス感は無かったwww.
と、よし仕入れだ。決まっていたのは、
キューバの砂糖10キロ
コーヒー豆 5袋
ハバナクラブ15年6本
葉巻大量だ。
では、仕入れていこう。
先ず葉巻だ。葉巻は今よりは難しくなくキューバの葉巻屋で電卓片手に、必死に日本との内外差を計算して利益が取れかつ売れる葉巻達を拾って行く。
ナイフ片手に片っ端から箱を開けなるたけ状態がよくラッパー(化粧葉)がマデューロ気味 黒い奴を探す
当時は、マデューロラッパーが流行りで黒光りしている葉巻が良いとされた。因みにこの当時から、コイーバは仕入れ品目から除外だ。理由は今も昔も同じで儲からないから（笑）現地価格が高すぎて日本との内外差が取れないw日本の正規代理店に聞いた事があるが何故コイーバだけ日本の国内価格をあげないのか？？理由は、輸入代行や、平行業者に圧力をかけて、出来れば潰したい的な事を言っていたような気がするが、まあそんなんじゃ潰れない。高いものを安く買う当たり前だ。であるならば徹底的に品質勝負をすれば良いが残念ながら日本の葉巻は最低品質？？まあやめておく（笑）
当時の私が選んだラインナップは確か、
モンテクリストNo.4
パルタガス セリーDNo.4
Hアップマン ペティコロナ
Hアップマン コネスールNo.1
クアバ ディビノス
など 至って普通なラインナップだった。今なら見向きもしないが当時はこの程度だ。しかし、キューバで1番の問題は、違法葉巻達がキューバでも横行している為 フアクトウーラ 複写のハバノスとタバクーバさんまあキューバ政府発行の領収書を書いてもらわないと葉巻を国外に持ち出せないのだが、皆んなで沢山買うと日が暮れるくらい遅いのだw 貴重なキューバの時間をかなりの割合この領収書書きに取られちゃう。ちゃんと間違って無いか確認しないと個数が合わないと税関で没収されるw
確か、この時は皆んなで
メリアコイーバ
メリアハバナ
5ta y16 マリアとヒロシがいるところ（笑）
辺りで仕入れた。メリアコイーバで在庫確認してメリアハバナで仕入れ 5ta y 16で 調整をする。
まあ大体今と変わらないが、メリアハバナだけ昨今
ヨランダ が 完全に 中国 寄りになっているので日本人には冷たくなった（笑）かなり頻繁に中国に飛び実演販売や接待旅行などをしているようだ。
て、確か皆んなで5ta y16でランチをした。バリバリのキューバ料理🇨🇺 不味すぎる最近美味くなったよーて言われたんでこないだ久しぶりに行きましたが、なってませーん。最近は、キューバでも美味い店を確立してきたので、更にそう感じたか？この時は沢山バーテンダーが、いたはずだが、やはり僕の記憶にはK城さんしか居ない。何故か？ロバイナの皿で料理が出てくるのだがそれについて何か色々喋っていたのを聞いた気がする（笑）後にこの店で、かの有名な島地先生やドン小西に会うことになるが、今回は初めてのキューバなんで。えーまだ会ってない（笑）
この時は葉巻の仕入れは正直大変では無かった。熾烈を極めたのは、砂糖とハバナクラブ15年だ。
砂糖10キロ ハバナクラブ15年 だ。先ず砂糖は皆んなバーテンダーなんでモヒート用に砂糖が欲しいわけだが、どこにもない。無い無い無いのだ。皆さんは砂糖なんてと思うかもだが、モノ不足なキューバで
砂糖が無いとか普通です。10人以上で探しているのだから（笑）無いのだ。何件も砂糖の為に移動したのを覚えている。が、、、10年以上経ちましたので初めて申しますが、僕が買い占めてました（笑）
皆様の分も全部。最初の時点で僕は10袋確保して
ホテルに送りました。お金を使って、、、時は金なりですから。僕は必ず手に入れなければならなかったので早いうちに現地の方に、めちゃ渡して買っていましたw その後皆さんが探してる間ずっと ん〜無いですね〜と済まして無い無いアピールと困った顔を作っていた（笑）えーすいませんでした。最後確か、キューバにある中華街の中にある小さな日用品やに何袋かあった砂糖を皆んなで分け合いましたよね。えーありがとうございました。狡くは無いんですよ命懸け。店の先輩方の知恵ですw
で、ラムですが、今は幅広く安いのから高過ぎる奴まで買いますが当時は、先売り。行く前からハバナクラブ 15年 を売り上げ形状してたので無いわけには行かなかったから必死だ。まだものもないのに、売ってしまっていたからだ。昨年までは潤沢にあったが、今年は無いらしい、どうやらヨーロッパの免税やデパートにかなり納入したとの事だ。うわ〜と行く店行く店であれば買いまくった。飲んでたバーのバッグバーにある奴まで買いましたよ。1番僕を助けたのは、
キューバのメインストリートオビスポ通りにある2件のラム雑貨屋？ 必死さで裏からも出してもらいまさにテンヤワンヤで、ラムをかき集めた（笑）必死だ。何とかラムをかき集めたが全部で15本馬鹿みたいに重いが、私は1人だ。今は空港まで車で行き駐車場に車を置き、帰りは葉巻を満載で帰ってこれたから楽だが。当時はそれを全部持ち新橋まで電車だ。
誰も迎えには来てくれない。まあ若いから行けたかな。で、最後の命題 かの有名なあの店と奴に初めて会うことになる。話は重たいが行くか、、、
今は、やれハウスロールだ、ファームシガーだと
有名トルセドール の〇〇が、巻いた葉巻だとメジャーになりましたが当時はただのショップでの実演と軽いお土産程度で大量に買う人は皆無だった。
それに目を付けた同じ店の先輩が付加価値を乗せる為色々試行錯誤して、話を付けたのが 今は息子とも懇意にしているレイナルド ゴンザレスがいる、
ホテル コンデ デ ビジャヌエバの葉巻ショップだ
いつ見ても悪い写真だがこれを長年続けているが、
初めてのキューバでは更に悪い事をしている感があった。秘匿性と特別感を出す為 他のバーテンダーに
バレないように行けと会社から言われていたので、めちゃ隠れて来店したのを覚えている。隠れて梱包してる時に、大阪のK城さんに見つかり、驚愕の顔で見つめられたのを覚えている。今ではかなり一般化したが、その後レイナルドに圧力をかけて（笑）一般販売のハウスロールと私が買う奴とブレンドを変えてもらったwビジネスは難しい（笑）この辺りねね話は更に深いとこまであるが書けないので（笑）直接聞いてほしい。いつも西麻布にいます。キューバに行ってる以外は（笑）
では、次回 初めての キューバ バー巡り編行きます
