キューバ🇨🇺葉巻旅

葉巻とキューバについてな🇨🇺ディープな話

2021年葉巻こそ我が人生🇨🇺コロナとキューバ海外生活 その2 パリ実録トムハンクス【ターミナル】編

 

ギリギリで乗り遅れた私は、24時間後のモスクワ経由成田行きに振替で乗る事になったのたが、まさに国が滅んで国籍を失い空港内から出れなくなって中で生活を余儀なくされたトムハンクス主演の【ターミナル】な気分になってしまったが、私は前向きだ。よし、じゃあ快適な24時間にする為には今必要なのは、先ず落ち着いて葉巻を吸う事だが、、、無いのだ、、、ライターが。普段なら何とか持ち込んでいるのだが今回に限り無いのだ。うーむ🤔と頭を捻ったが困ったら聞いたら良いのだ。エアフランスのスタッフに葉巻が吸いたいからライター無いですか?と、振替の手続きの時から感じの良かったお姉さんが、暫く考え、自らのポーチからライターをくれたのだ〜 ヤッターありがとう〜🙌が、こちら

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葉巻に火を着けるには心許ないが、ちゃんと青いw

これで私のターミナル生活は快適になる事間違いない。という事で、ハマッキーと2人ターミナルLにある喫煙所で、一服。うんまあ最終的には日本に帰れそうだし、初めての国ロシア🇷🇺モスクワ経由だから楽しみだ〜とか葉巻さえ吸えたらお気楽な2人はお気楽に葉巻を燻らせていたら、空港スタッフが、呼びに来る、、なんだ、なんだ、と思っていたら、何と

このターミナルは閉鎖するから他に移ってくれと言うのだ。仕方ない、移動するかと何人かと一緒にターミナルを移動して行くと事件は起きた。恐らくだが空港サイドが管理しやすい様に1番狭いターミナルに押し込められてそこで1夜を過ごす事になったのだ

しかもそこには、免税店も、飲食店も、自販機も、更には喫煙所も無いのだ。馬鹿な、あのライターが

役に立たないでは無いかー?と、途方に暮れていたが、そのターミナルにはドンドン人が押し込められて行く、最も狭いターミナルに超過密状態が作られた。今なら考えられない程の三密、しかも椅子も30個程度しか無いのだ。早めに閉じ込められた我々は椅子を確保していたが、、、どんどん人は押し流されてくるまだ若い我々が椅子を占拠するのは心穏やかじゃ無いので周りを見回して1番大変そうな、小さなお子さんを連れたイスラム系のお姉さんに席を譲った。大丈夫さ、最終的には床に寝てやると。しかし、サバイバル過ぎる、無いものが有りすぎる、先ず食べ物、そしてあろうことか水が無い、、、、、

完全に生き死に関わるでは無いか砂漠でも無いのに

水不足で苦しむとは、、、そうこうしているとエアフランス🇫🇷の顧客だけに機内食の余りとマットレス等が配られた。他の飛行機会社を使用してここに閉じ込められた人達は無しだ、、、酷い

因みにこんな感じ

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これだけでも大変ありがたいし大いに助かった。

が、やはり水が足らない、そして季節は3月寒いのだ

🥶🥶🥶

で、私が取った行動は2つ先ずは、水の確保、唯一水があるのは、絶対に飲料水では無い、フランス🇫🇷の空港のトイレの水だ、、、、それしか無いのだ、、、なんだココは、紛争地帯か?唯一あった自販機は、こんな状態に秒でなってしまった。

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まあそうなるよね。そりゃあそうだわ。と、しかし我々にはあるのだ、持ち運び出来る折り畳み式湯沸かしポット君がよし、仕方ないトイレの水を煮沸消毒だ。それしか無いのだ、それしか。という事で

トイレで組んだ水を徹底的に沸かしてペットボトルに移して冷まして飲み水を確保した。そして手持ちのコーンスープ等をトイレの水で作り夜を明かした

忘れられない夜だった🌉 私は、空港スタッフに無言で差し出された段ボールに身を包みこんな状態で過ごした。完璧なるその姿は最早2度とゴメンだが

快適ではありました。周りには蠢く人が過密でいる状態だった。1人の老紳士はプライドが、許さないのかパリッと決まったスーツ姿で、直立不動だったが

朝方見かけたら体育座りで天井を見つめていた。それほどの環境だった。隣の奥様は、ハイヒールを👠投げ出して床に寝てしまっていた。壮絶なり

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朝方7時になるとターミナルを隔てていたシャッターが開き始める。いてもたっても居られない私達は、すぐさま移動を開始してお隣のターミナルへ途中の廊下でまだ、中身のある自販機を見つけて水をとりあえず買いました。やっと人間に戻れた気がしたのはいうまでも無いw 

新しく移動したターミナルには、何でもあった

満タンの自販機、スターバックス、コンビニ、そして夢にまで見た喫煙所。スタバでコーヒーとクロワッサン🥐☕️を買い喫煙所で、葉巻!抑圧からの解放が最も葉巻を旨く感じさせてくれるのだ。至福なり

そのターミナルでも、長く待ったが昨夜の事が、あるので何でもなかった。あっという間に搭乗時刻となり、何度も何度もアエラフロートのスタッフに俺の荷物はキチンと飛行機に積まれているか確認を、重ねて勢い勇んでモスクワ行きの飛行機に乗り込んだ。因みに先に言っておく、荷物はパリでロストした。あんなに確認したのに酷いもんだ。パリシャルルドゴール空港め、見た目だけだ。中身は酷いもんだと、言わざる負えない。という事で次回はモスクワ到着編 多分、早めに書くと思います。はい